No.16 ミニ発電プラント   2001.1.17.掲載

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自作スチームエンジンで直流モーターをつなぎ、発電させる実験です。太陽電池用モーターを発電機として使います。

定格2.5V、0.3Aの豆電球を何とか点灯させることができます。

豆電球の抵抗が小さく、少々負荷が重いようです。

増速ギアと発電モーター

平滑用コンデンサー(5V、1F)

容量が大きいので、フライホィール効果があります。

出力の測定

古いブリッジ回路用抵抗器を見つけました。

これを使って、発電出力を測定してみました。

測定結果 2000.1.17.

負荷抵抗 R [Ω]

出力電力 P[W]

2

0.13

4

0.16

6

0.30

8

0.36

10

0.48

12

0.52

14

0.64

16

0.64

20

0.58

30

0.39

40

0.31

50

0.23

負荷15Ω前後が適性負荷で、そのときの出力電力は約0.64Wでした。このモーターの発電効率は別の測定で分かっていて、約80%ですから、スチームエンジンの出力は約0.8Wと分かりました。

左は全く同じ装置でスターリングエンジンnoBBベータで行ったものです。スターリングエンジンは湯を沸かす手間がいらないので、短時間で運転を始めることが出来ます。この程度のサイズと熱源で、スチームよりも、パワーがあります。

今回はやっていませんが、回転数を同時測定すると、エンジンの動力特性全体がわかります。スチーム、スターリングとも、測定をしたら、報告したいと思います。

 

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