No.20 | 熱音響カー |
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2003年11月8日 スターリングテクノラリーにおいて走行 約10cm/s の速度で走行しました。
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2003年1月17日 熱音響スターリングエンジンが初めて自力移動に成功
トーチバーナーまたはガスコンロを使用して試験管の底近くを加熱すると、音(500Hz程度)が鳴りはじめ、床を1cm/sていどの速度で進みます。 口径18mmガラス試験管を共鳴管、スチールウール(ボンスターNo.2)を再生熱交換器にして、小さな熱音響エンジンが出来ることを確かめました。
このエンジンではガラス試験管の底から紙コップの底まで長さを1/2波長とする定常波を発生します。紙コップの底は定常波の節であり、圧力変化最大の点です。そこで、音波のエネルギーの一部を紙コップ底の振動として取り出します。底の振動は斜毛を振るわせ、斜毛の力で毎秒1〜2cmで前進します。
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