飛び安里の羽ばたき機
| 右は[飛び安里」安里周當(1765年〜1823年)とはばたき飛行機の絵です。1780年、この飛行機によって羽ばたきながら高い崖(沖縄県南風原の丘)から飛び立ち、琉球王から褒美をもらったと伝えられています。 「琉球国人、飛び安里の図」とある。ダウンロードなので文字はそれ以外判読できません。もちろん、この絵が実際の飛行機をどの程度伝えているかは疑問です。 安里は弓からヒントを得て羽ばたきのために竹製のバネを上手に利用したと伝えられています。だとすると、はばたき翼の慣性力をうち消すのに非常に有効だったはずで、80年後のリリエンタールより進んだ技術です。 |  | 
安里機スペック(推定)
| 全長 | 全幅 | 全高 | 機体重量 | 翼面積 | 
| 4.5m | 9m | 2m | 20〜30kg | 15平方m | 
沖縄の南風原町商工会 …飛び安里の紹介ページがあります。
復元機飛行実験 …1999年、安里のグライダーを復元する試みが行われ、見事に滑空に成功しました。