ダイヤフラム式 低温度差スターリングエンジン

お湯のカップに載せると回転します。氷水に載せると逆回転になります。

上手に作れば、20℃以下の温度差でも作動します。手のひらと室温との温度差で作動することも可能です。

写真(右側)は電気ポットに載せて1日中作動。ほんのちょっとした廃熱が熱源になります。

 

 

図   面

ゴム風船やゴム手袋でダイヤフラム

ダイヤフラムは薄手のゴム手袋のもの(ニトリルゴム)かゴム風船(天然ゴム)を使います。ゴムを張るわくとして、薬びんの金属フタや太口アルミビン(写真右)の飲み口などを使います。

輪ゴムをとればバラバラに

シリンダはスチロールやポリプロピレンの梅干入れをカットしたものです。パッキンとしてゴム風船をかけています。上下のアルミ板は輪ゴムをかけてシリンダをはさむだけなので、輪ゴムをパチパチとはずすと、たちまち、エンジンがバラバラになります。

組立図
クランクシャフト他
シリンダ、ディスプレーサ
コンロッド、ダイヤフラムわく
ゴムの切り出し