大学生が作る noBBタイプカー

’98年11月の第2回テクノラリーへ出場、12月webで「noBBの作り方」を公開しました。このことで、’99第3回大会以降のスターリングテクノラリーでは、noBBの形式、つまりガラス試験管とスチールウールでディスプレーサを構成したタイプの車が多数現れました。

’99第3回大会

 龍谷大学の3回生が製作した車です。一般ノーマルクラスでnoBBをおさえ、見事優勝しました。
 外径21mmの試験管とスチールウールディスプレーサ、車輪はCD。シャシはアルミです。機械系の大学生らしく、自作した立派な放熱フィンが取り付けられ、もちろん各所にB.B.(ボールベアリング)が使われています。
 この車は後輪操舵です。フロントにローラー付きタッチレバーがあり、それが、後輪軸にリンクされています。

 左奥に置かれているは、竹製のフレームを使用して、デザイン賞を受賞した2回生の車です。

「今回は圧力の計算と回転数の計測のみでした。次回は動力計や温度・圧力計を使用しより定量的に車の性能評価を行う…」ということなので、第4回では、きっと、さらに速い車になることでしょう。

’00第4回大会

 一般ノーマルクラスで昨年に引き続き龍谷大が優勝しました。
 本人は 「
卒研に明け暮れる日々で結局大会2週間前からのやっつけ仕事になってしまい…」 とメールをくれました。
 昨年よりもパワーピストンを太径、ショートストロークに変更して慣性抵抗と摩擦ロスの低減をはかっています。
 第5回大会出場も期待します。その時はnoBBベータが優勝を阻む予定。(^^

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土浦工業高校のスターリングエンジンカー