No.71 |
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arduinoを利用ぐるぐるバット模型 |
2022年7月掲載 |
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模型の説明 昔々、自身が生徒だったころ、生物の体内に「慣性」を利用した仕掛けがあることに「面白いな」と感じたことを思い出し、この模型の製作 を思い立ちました。 半規管の円形路と同様に、パイプをぐるり回すように使うと見映えが良いでしょうが、本機では簡単にタッパー容器で済ませました。前庭の クプラのように水流に押されるのは水中に垂らしたプラスチック板とします。容器が左右に回転すると、水の慣性によって、板が押されて右左 に傾き、接点が接触し、それをスイッチとして左右で別の音が鳴るようにしました。 次図が配線図です。左右どちらの接点が接触したかをArduinoマイコンが判 断し、LEDの点灯させ、音 の信号を出します。 実はこの装置の前身は、10年以上前に、ロ ジックICによる発振回路で左右2種類の音を鳴らす作りで製作したものです。このごろになって、マイコン式に変更し、回転方向の色分け LEDも追加しました。 |