No.4 お湯電池
99.3.3.掲載 '98年11月実施 化学、酸化還元

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まずは、小さな炭電池1かけらの炭でもOK
備長炭電池(空気電池)は良く知られています。備長炭に食塩水で濡らしたペーパータオルなどを巻き、その上にアルミホイルを巻いた電池です。
 アルミホイルのかわりに、理科室のマグネシウムリボンを一巻きすると、起電力は大きくなり、豆電球を明るく点灯させられます。備長炭は短くても大丈夫で、長さ1cmのミニサイズでも豆電球が点きます。

 

これが、お湯電池電解液はただのお湯?

このサイズでは白熱豆電球は無理ですが、ソーラー用モーターを回すことができます。

やり方
@ティッシュ1枚を折りたたみ、備長炭に巻きます。
Aマグネシウムリボンでティッシュを1・2回巻き、捩って止めます。
Bビーカーやコップに入れて、お湯をそそぎます。

おまけ情報

備長炭電池は普及して小中学校でよくやられています。ひと味違った「理科室ならでは」のかたちにアレンジしました。アルミやマグネシウムの金属にこそ電池のパワーがあることを印象づけられます。
マグネシウムはほとんど水に溶けませんが、お湯に対してなら、わずかづつ反応して溶けて行きます。
お湯が冷めると、停止します。お湯を入れ直したり、加熱して温めれば、復活します。
お湯にフェノールフタレンを一滴入れると、マグネシウムが溶けてゆく様子が見えます。

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